リモートワークなどが進み、近年住宅での地下室を作る方が増えておりますが、皆さんは住宅の「地下室」と聞くとどのようなイメージをお持ちでしょうか?
「秘密基地のようなワクワクする場所」というようなイメージを持っている方もいれば、「湿度が高い」「カビ臭い」「水漏れのリスク」「値段が高い」等、ネガティブなイメージを持っている方もいらっしゃると思います。
特に家を建てるにあたっては「値段が高い」は最大のデメリットともいえますよね。
今回のブログでは、そんな地下に対するネガティブキャンペーンを払拭し、明神綜合建設が作る地下のメリットをお伝えいたします!
地下のデメリット… 明神での対策
1.湿度が高い・カビ臭い
地下は周りの土壌に含まれている水分が放出されることや、大量のコンクリートを使用することから、湿気がこもりやすい環境となります。
そして、地下は空気の流れが少ないため、地下の湿度は上がったまま下がりにくいという特徴があります。
明神綜合建設では、24時間換気システムのダクトを地下空間に通し、常に換気(空気を動かす)することで湿度を上げないようにしています。タイトモールド工法で基礎断熱を施し、基礎を含めた高い気密性を持った家づくりを行いますので、効率よく換気・除湿を行うことが出来ます。
24時間換気システムが動くまでの建築中においても、夏場の湿度が高くならないよう、除湿器ならびにサーキュレーターを設置し建築中にカビが発生することのないよう細心の注意を払って工事させていただきます。
2.水漏れのリスク
先述の通り地下の周りは土壌ですので、コンクリートのひび割れや隙間から漏水するリスクがあります。
弊社の地下空間は、絶対に漏水を起こさせない為に、何重にもわたって対策を行っています。
①地下施工前に、地下周りに水脈がないかを実際に掘って事前調査します。
万が一水脈があった場合、基礎の外で水脈上流から止水、雨水排管へ接続して迂回させ、地下周りに水が来ないように工事いたします。
②地下コンクリートの周りに防水塗膜を施した張りコンを事前に打設し、水をシャットダウンします。
土壌に含まれる水分が入ってこないよう、地下コンクリートの周りの張りコンに水を通さない防水塗膜を塗布し、地下コンクリートに水が入ってくることを防ぎます。
③基礎と一体打ちコンクリートで、水が浸入する隙間さえ作りません。
コンクリートの水漏れが一番発生しやすい場所は、コンクリートの打ち継ぎ部分です。
弊社の地下は、地下空間と基礎のコンクリートを一体打ちで打設しますので、コンクリート同士の継ぎ目を作らない為、万が一張りコンの防水塗膜を潜り抜けて来ても、地下内へ水が入ってくる隙間を与えません。
3.値段が高い
地下室の最大のデメリットである「コスト」。
一般的な地下室にかかる費用は1坪あたり100万円前後することも。。地下を作りたくても値段が高いので諦めてしまった人も多くいらっしゃいます。
しかし、弊社の地下空間は、逆にその低コストが一番の魅力かもしれません。
タイトルでややネタバレしていますが、弊社の地下空間は6畳サイズでなんと約50万円(※1)という低コストな価格で提供することが出来ます。
これは安くして手抜きで工事をする訳では決してありません。
基礎施工会社でもある明神綜合建設だからこそ実現できる、コストを抑えるノウハウがあります。
※1:地下工事費用。基礎工事費は含みません。
明神が作る地下のメリット
1.強い家を作る
何度も言っていますが、基礎と地下をコンクリート一体打ちで作り上げる工法であることから、明神の作る地下は基礎の延長ともいえます。
地下付きの住宅は、より地盤の深い位置で建物を支えるので、住宅全体が一層安定し、地震が発生した際でもご安心していただけます。
一般的な基礎の住宅と、地下付き住宅で大きな地震が発生した時の状況を模型でシミュレーションしてみました。
上記のシミュレーションは地盤が弱い少し極端な例ですが、イメージがしやすいと思います。
2.一年を通して過ごしやすい
これは一般的な地下室と同じですが、地中熱によって地中温度は年間を通して変動が少なく、10~17℃でほぼ一定であるため、夏は涼しく、冬は暖かい特徴を持っています。
空調設備を使わなくても、快適に過ごすことが出来ます。
3.様々な使い方が可能
地下の使い方は無限大。趣味の部屋、収納スペースとして、地下空間は様々な用途としてご使用いただけます。
明神綜合建設では、6帖もしくは8帖スペースの地下空間のご提供が可能です。
※建築面積により施工可能な地下空間のサイズが異なります
明神綜合建設の地下に興味、気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください!