住宅の寿命を延ばす⁉ タイト・モールドとは…
2025.09.24
建築

タイト・モールドとは。
単純に言うと、住宅基礎に使われる断熱材と一体型になった成型型枠材のことです。
今回は「タイト・モールドの魅力」について書いていきたいと思います。
★タイト・モールドは一般的な住宅基礎と何が違うのか。
〇一般的な基礎(ベタ基礎)
・コンクリート打設→型枠を外す
・立ち上がりと土間の間に「隙間」が生まれることも
・シロアリ対策は薬剤処理が中心
〇タイト・モールド基礎
・成型型枠をそのまま残す工法
・コンクリート一体打ちで隙間がほぼゼロ
・シロアリ対を物理的にブロック→シロアリ保証20年!
・地面からの湿気も抑える
・工期短縮
一般的な基礎と比べると、タイト・モールドの良さがよくわかります。
また、タイト・モールド基礎自体は「酸化による劣化はしにくい」です。
なぜなら、特殊な樹脂系の成型材を使用し、コンクリート基礎と一体化するため、外気や水分に直接さらされにくく、劣化もゆるやかになります。つまり、住宅の寿命を延ばすことができると考えます。
コスメ面では、タイト・モールドの材料代が一般的な基礎と違ってかかってきます。初期費用+数十万円ほど。初期コストはやや高めですが、長期的に見るとコストメリットがあります。
弊社ではタイト・モールドとグリッドポスト基礎の組み合わせで、より安心で丈夫な家づくりを行っています。