暑いとは?寒いとは?
2026.01.09
家づくりの教科書
家づくりの教科書 No,1 ~暑いとは?寒いとは?~
「暑い・寒い」は気温だけで決まっているわけではありません。
人がどう感じるかには、いくつかの“しくみ”が関係しています。
1. 人は「体から熱がどう動くか」で暑さ寒さを感じる
人の体は常に熱(体温)を外に逃がしながらバランスを取っています。
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体の熱が外に逃げやすい → 寒い
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体の熱が逃げにくい/体に戻ってくる → 暑い
つまり、
👉 熱の移動のしかた=体感温度 です。
2. 暑さ・寒さを決める4つの要素
① 気温
空気の温度。分かりやすいけれど、実は一部にすぎません。
② 輻射(ふくしゃ)熱
壁・床・天井・窓などから出入りする熱。
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冬:冷たい壁や窓が体の熱を奪う → 寒い
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夏:熱い壁や屋根から熱を受ける → 暑い
※「足元が寒い」「窓際が寒い」の正体はこれ。
③ 風(対流)
空気が動くことで体の熱が奪われます。
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隙間風がある → 体温が奪われ寒い
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エアコンの風が直接当たる → 体感が悪い
④ 湿度
汗の蒸発に影響。
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夏:湿度が高い → 汗が蒸発しにくく暑い
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冬:乾燥 → 体感はより寒く感じやすい
3. 家の性能が体感を大きく左右する
断熱が弱い家
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外の暑さ寒さが入りやすい
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壁・床・窓が冷たい/熱い
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エアコンを止めるとすぐ不快
断熱・気密が高い家
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室温が安定
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壁や床の表面温度が室温に近い
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冬も夏も「じんわり快適」
👉 同じ室温20℃でも、家によって寒さは全然違う
4. 「暑い・寒い」を減らす家づくりのポイント
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高断熱(特に窓)
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高気密(隙間風をなくす)
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床・壁・天井の表面温度を整える
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日射(夏は遮り、冬は取り込む)

