“広さより心地よさ”を選ぶ家づくり
2025.10.07
ブログ建築

🏡「“広さより心地よさ”を選ぶ家づくりとは? 本当に豊かな暮らしの考え方」
家づくりを考え始めると、「リビングは20畳以上ほしい」「収納はたっぷりとりたい」など、どうしても“広さ”に目が向きがちです。
もちろん、広い空間には魅力があります。
しかし実際に暮らし始めてから多くの方が感じるのは、「面積よりも、心地よさが大切だった」ということです。
今回は、MYOJIN STYLE が考える“広さより心地よさ”の家づくりについてご紹介します。
■ 広ければいい、ではない理由
広い家は開放的ですが、その分だけ掃除の手間や冷暖房の効きにくさなど、日々の暮らしの負担も増えてしまうことがあります。
また、部屋数を多くしても、使っていない空間ができてしまうケースも少なくありません。
「家族にとって必要な広さ」を見極めることが、住み心地のよい家をつくる第一歩です。
■ 心地よさを決めるのは“質”と“つながり”
快適な家に欠かせないのは、断熱・気密といった住宅性能の高さです。
夏も冬も快適に過ごせる温熱環境が整うと、自然と居心地の良さを感じられます。
さらに、光や風の入り方、家の中の“抜け感”や“つながり”も大切なポイント。
たとえば、コンパクトな家でも視線が抜ける設計や、庭とつながる開口部を設けることで、実際以上の広がりを感じることができます。
■ 家族の距離を近づける間取り
大きな空間よりも、「家族が自然と集まる場所」があることが暮らしを豊かにします。
リビング中心の間取りや、キッチンから全体を見渡せる設計は、家族の気配を感じながら過ごすのに最適です。
また、子どもが成長した後も使いやすい間取りにしておくと、長く快適に暮らせます。
■ 自然素材が生む“やさしさ”
木のぬくもりや、自然素材がつくり出す心地よさは格別です。
見た目の美しさだけでなく、空気の清らかさや手ざわりといった感覚的な部分も、暮らしの満足度を高めます。
■ 小さくても、豊かに暮らす工夫
コンパクトな家でも、工夫次第で驚くほど快適に暮らせます。
・使う場所の近くに収納をまとめる
・庭やウッドデッキとつながる設計にする
・趣味やくつろぎの“居場所”をつくる
・子ども部屋は子どもが成長した後のことも考える(4.5畳でも十分な広さ)
こうした工夫が、日々の暮らしをより豊かに彩ってくれます。
■ まとめ
“心地よさ”は人それぞれ。
家族の暮らし方や価値観に合った家こそが、本当に豊かな住まいだと思います。
お客様一人ひとりの「ちょうどいい心地よさ」を大切にした家づくりをご提案しています。
これから家を建てようとお考えの方は、ぜひ“広さより心地よさ”という視点から、理想の住まいを考えてみてください。