強さと美しさを両立。コンクリート一体打ちの魅力
2025.10.17
建築

■ 一体打ちとは?
住宅や建築の基礎工事で使われる「コンクリート一体打ち」。
これは、ベース(底盤)と立ち上がり部分を一度に打設する工法のことです。
一般的な方法では、ベースを先に打設し、後日立ち上がりを別で打ちますが、
一体打ちはその“継ぎ目”をなくすことで、より高い強度と防水性を確保します。
■ 一体打ちの最大の魅力 ― 継ぎ目のない強さ
コンクリートは、時間が経つと接着が弱まる性質があります。
通常の「2回打ち」では、ベースと立ち上がりの間に打ち継ぎ目ができ、
そこが構造的な弱点や水の浸入経路になりやすいのです。
一体打ちは、打ち継ぎがないため、
・構造強度が高い
・ひび割れに強い
・防水性が高い
という3つの大きなメリットを持ちます。
まさに、“つながりの強さ”が家を支える工法です。
■ 職人の技が光る工法
一体打ちは、施工のタイミング・バイブレーション・打設スピードなど、
すべての工程に高い精度が求められます。
ベースと立ち上がりを同時に打つため、型枠の強度確保や生コンの品質管理も重要です。
つまり、誰でもできる工法ではなく、熟練の技術と段取り力が問われる工事です。
確かな施工力がある会社ほど、一体打ちの仕上がりに差が出ます。
■ 美観面でも優れた仕上がり
一体打ちは、打ち継ぎ目がないため、
基礎表面がなめらかで美しく仕上がります。
住宅完成後には見えにくい部分ですが、
こうした“見えない部分の美しさ”こそが、
家づくりにおける信頼の証でもあります。
■ まとめ
コンクリート一体打ちは、
構造強度・耐久性・美観のすべてを高める、
家を長持ちさせるための確かな技術です。
私たちは「見えない部分こそ、丁寧に。」
そんな想いで、一つひとつの基礎づくりにこだわっています。
MYOJIN STYLE では、確かな施工技術で“強い基礎づくり”をお約束します。