家事がグッとラクになる!家づくりで考えたい収納の工夫7選

2025.09.30

建築日常

家事がグッとラクになる!家づくりで考えたい収納の工夫7選

「家を建てるなら、スッキリ片付く家にしたい」
「毎日の家事をもっと時短にできたらいいのに…」

そんな願いを叶えるカギが、実は「収納計画」にあります。
間取りを考えるとき、単に収納スペースを多くするだけでは不十分。
“家事動線とセットで考える”ことで、家事効率は大きく変わります!

MYOJIN STYLE「とにかく かくせる」をキーポイントに収納計画を考えた家づくりをご紹介します!


1. キッチンは「見せる収納」と「隠す収納」の使い分けを

キッチンは毎日使う場所だからこそ、取り出しやすさと見た目のスッキリ感が大切です。

  • よく使う調味料や器具はオープン棚に

  • ストックやゴミ箱はパントリーにまとめて隠す

  • 調理動線(冷蔵庫→シンク→コンロ)に沿った収納配置

「ウォークインパントリー」を設けるスタイルも人気です。買い置きや調理家電もまとめて収納できて、生活感を見せずに済みます。飾り棚 収納パントリー 食品庫


2. ファミリークローゼットで「洗う→しまう」を一か所に

洗濯・収納に関してよく聞くのが、「洗った服を各部屋に運ぶのが面倒」という声。
そんなお悩みを解決するのが、洗面室の近くに設ける「ファミリークローゼット」です。

  • 家族全員の衣類を一か所にまとめて収納

  • 干す→畳む→しまう が1〜2歩で完結

  • 服を各部屋に持っていく手間がなくなる

共働きや子育て世代の間で大人気の収納スタイルです。→家事動線家事動線


3. 玄関横に“ただいま収納”をつくる

帰宅後、リビングに荷物や上着が散らかってしまうのはよくある話。
そこでおすすめなのが、玄関すぐ横に「ただいま収納(家族用収納)」を設けること。

  • 上着、バッグ、ランドセル、帽子を帰宅後すぐ収納

  • コート掛け+可動棚で家族別にスペースを分けても◎

  • 土間収納としてシューズクロークと兼用も便利

“玄関で完結する収納”をつくることで、リビングの散らかりを防げます。→帰宅動線

玄関 玄関収納


4. リビング収納は「隠す収納」で生活感をOFF

リビングは家族みんなが長く過ごす場所。快適さと“片付けやすさ”の両立が求められます。

  • おもちゃ、書類、充電器、リモコンなどをまとめる収納を設置

  • 扉付きの造作棚で“見せない収納”を実現

  • リビング学習派なら、文具や教科書用の引き出しも用意

「出しっぱなし」を防ぐ仕組みがあると、自然と片付けが習慣になります。クローゼット


5. 食品ストックに便利な「回遊できるパントリー」

まとめ買いが増えている今、パントリーの需要も急増中。

  • 冷蔵庫とシンクの近くに配置すると調理も時短に

  • 回遊動線にすると買い物帰りの収納がラク

  • 棚は可動式&浅めにして、奥に埋もれない工夫を

見える化されたパントリーは在庫管理にも役立ち、「買い忘れ」や「買いすぎ」も防げます。可動棚 収納計画 パントリー


6. 洗面・脱衣所には“しまう場所”をしっかり確保

洗濯用洗剤、タオル、下着、掃除道具など、細かいモノが集まる洗面脱衣所。
収納計画を後回しにすると、物があふれがちに。

  • 洗面台の下収納+壁面収納を組み合わせてスッキリ

  • 家族分のタオル棚を設けると朝の混雑も軽減

  • 洗濯機上の棚も有効活用を

収納が整うと「脱ぎっぱなし」「出しっぱなし」が自然となくなります。ファミクロ ファミリークローゼット


7. 階段下・床下・ベンチ下も立派な収納スペース

一見ムダになりがちなスペースも、工夫次第で優秀な収納に。

  • 階段下:日用品・掃除道具の収納に

  • 床下:防災グッズ・季節家電の保管場所に

  • ベンチ下:玄関やリビングに設けて、靴や小物を収納

デッドスペースを活かせば、収納量がぐんとアップします。階段下 デッドスペース


✅ まとめ|収納は「場所」より「使い方」が大事

収納で大切なのは、“何を、どこに、どう使いたいか”を明確にすること。

✔ よく使うモノは出し入れしやすい場所に
✔ 動線とセットで考える
✔ 詰め込みすぎず「余白」を残す

これらを意識するだけで、家事の負担は大きく減らせます。

ぜひ“収納から家事動線をデザインする”という視点でプランニングしてみてください。

弥栄 くらしを繋げる 明神綜合建設