住まいは「快適」であれ。
2026.01.11
家づくりの教科書
家づくりの教科書 No,2 ~「快感」と「快適」の違い~
快感のある住まい
「入った瞬間に、気持ちいい」
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天井が高くて開放的
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大きな窓から光が入る
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デザインが印象的
▶ 第一印象で心をつかむ心地よさ
▶ ただし、刺激が強いと疲れやすいことも
快適な住まい
「何時間、何年いても、楽」
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夏涼しく、冬暖かい
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動線が短く、無理がない
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音・温度・湿度が安定している
▶ 暮らしの中でじわじわ効いてくる心地よさ
▶ 年齢を重ねるほど価値が分かる
本当に良い住まいとは
快感は“最初の感動”
快適は“毎日の満足”
断熱で生まれる「快感」と「快適」
快感になりやすい断熱の話
「暖かい・涼しいと感じる瞬間」
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冬、暖房を入れてすぐ暖かい
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夏、エアコンをつけた直後に涼しい
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体に直接当たる風が心地いい
▶ 一時的な気持ちよさ=快感
▶ 機械(エアコン)に頼る割合が大きい
快適をつくる断熱の本質
「何もしなくても、楽な状態」
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エアコンを止めても温度変化が少ない
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床・壁・天井が冷たく(熱く)ならない
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部屋ごとの温度差が小さい
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朝起きた時も、夜中も同じ体感
▶ 刺激がなく、気づかないほどの心地よさ=快適
▶ これを支えているのが「断熱性能」
断熱が低い家で起こること
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足元が冷える
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廊下やトイレが寒い
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暖房を止めるとすぐ寒くなる
👉 これらは「暖かくない」のではなく、
熱が逃げ続けている状態です。
断熱性能は「快適さの数値化」
家の断熱性能は、
UA値 と 断熱等級 という指標で表されます。
UA値とは?
「家の中の熱が、どれくらい外に逃げるか」を表す数値です。
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数値が 小さいほど高断熱
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魔法瓶でいうと
👉 フタがしっかり閉まっているほどUA値が低い
例
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UA値が高い家:暖めてもすぐ冷める
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UA値が低い家:一度暖まると冷めにくい
👉 快適さの土台になる数値
断熱等級とは?
UA値をもとに、国が定めた断熱性能のレベルです。
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等級が 高いほど快適で省エネ
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等級4〜7まで段階があります
特に注目されているのが:
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断熱等級5:省エネ基準を大きく上回る
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断熱等級6・7:少ない冷暖房で快適な暮らし
👉 数字が上がるほど
「快感」より「快適」が続く家になります。
快感と快適で見る断熱の違い
UA値が高い(断熱が弱い)家
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暖房をつけると暖かい(快感)
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でも、止めるとすぐ寒い
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足元・廊下・トイレが冷える
👉 快感はあるが、快適が続かない
UA値が低い(断熱が強い)家
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暖房を止めても寒くなりにくい
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家のどこにいても温度差が少ない
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体が緊張せず、自然に過ごせる
👉 刺激は少ないが、快適が当たり前になる


