こんにちは。久々の登場、井上です。
今回は前回の工程管理編に引き続き、原価管理についてお話したいと思います。
原価とは・・・
【原価】「販売額」から「利益」を除いた金額が「原価」であり、材料費や人件費、減価償却費、光熱費、家賃などを含む、商品やサービスを提供するために要した費用の総額となる。
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つまり、この原価を現場管理者がしっかり把握、管理して掴んでおかないとお客様にいい物を安く提供できないわけです。まさに『時代の流れのままに坪単価が上がる。そうじゃない!考えろ!』という事です。
何も考えず、メーカーや代理店の言うがままどんどん値上がりしていく商品だけをお客様に提供していくのではなく、いかに原価を抑えて安くていい商品を提供できるか考えなくてはなりません。そのためには代理店との値交渉も必要ですし、同等品でもっとコスパのよい商品を見つけるのも一つの手です。
しかし、何といっても弊社は基礎工事が自社の社員で施工しているという事が最大のメリットです。
他のハウスメーカーや工務店ですと必ず下請けの基礎業者さんに施工してもらうところを自社社員で施工する為、中間マージンが発生しません。特に基礎工事は金額的にもボリュームがあるところですので、弊社はそこで工事原価を大きく抑える事ができるのです。
外構工事についても同様で、カーポート下の土間コンクリート打設や砂利敷など社員で行いますのでそこでも人件費、ダンプや重機などの損料が外構屋さんに外注するよりかははるかにに抑えることができます。
もちろん、さらに原価を抑えれるよう社内でコスパのいい材料などを検討し、代理店にも交渉しています。そうした事を実践し、原価を抑えよい品物をより安くお客様に提供していけるよう考えています。
時代は価格高騰で坪単価はどんどん上がっていきますが、知恵を出し時代に反比例する企業でありたいと思っています。
次回 井上ブログ『工務店の知恵と経験で家は安くなる!~材料管理編~』です。