【実験】屋上に敷く遮熱シートの効果を検証(スノーテックス)

こんにちは。河野です。
私は祖母が住んでいた築35年の鉄骨住宅に現在住んでおり、家の屋根はなく全面が屋上になっています。

30年以上も前の家ですので、断熱材もほとんど入っていないでしょうから2階がとにかく暑い!!(一応10年ぐらい前に屋上の防水塗装はやり直しています)

7月8月の夏日だと、階段を上がった瞬間にムワっとした暑さに襲われます。2階のエアコンをつけていない場所では平均温度が35℃を超えます💦2階の寝室もめちゃくちゃ暑いので、就寝時はエアコンが必須の環境になっています。

そこで、屋上に降り注ぐ熱を少しでも軽減できて、比較的安価に対策できるものがないかといろいろ調べていたところ、遮熱シートに辿り着きました。

遮熱シートというと、放射熱(輻射熱)をカットしてくれるシートで、屋根に貼るもの、窓に貼るものなど様々な種類がありますが、今回購入した遮熱シートは、萩原工業の「ターピー 遮熱シート スノーテックス・スーパークール」というブルーシートのような遮熱シートを購入しました。

スーパークール、スタンダードタイプ、トラックシート用があるようです

5.4m×7.2mサイズでお値段が13,220円(楽天市場)でした。(安くはない?)

ハイグレードタイプの遮熱シートであること、ロープをかけれるハトメが付いていること、そして耐候性(3~5年)があることから今回このシートを購入しました。

屋上の床面から少し離して、床面とシートの間を空気の流れが通るように施工しました。

オーダーメイドサイズでの注文も可能なようですが、今回は、シートの効果を比べたかったので遮熱シートを敷いた部分の下側2階と、敷いていない部分の下側2階で温度の比較をしてみました。

7/26から温度計を設置し、7/30の夜にシートを施工しています。その後約1週間温度監視しました。
(2つともエアコンの無い場所に温度計を置いてます)

赤線がシートを設置したタイミングです

シート施工前はほぼ同じくらいの温度で推移していますが、シート施工後から少し温度差が見られ、シート有りの方が平均で1~2℃低い結果になりました。(最大で2.8℃の差)
個人的にはもう少し温度が下がってくれたらなーと欲が出ますが(笑)、それなりの数字が出たかなと思います。

体感としては、ちょっとは暑さがマシになったのかな?という感じですが、就寝時のエアコンが必要であることは変わりない結果でした。

遮熱シートの良かった点
・微量ではあるが、比較的安価に温度を下げることが出来た。

良くない点
・台風などの強風の日はシートを畳まないといけない。(都度畳んだり広げるのがかなり面倒)

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