こんにちは。現場担当の井上です。
今回は工務店の知恵と経験で家は安くなる!~材料管理編~という事でお話したいと思います。
「材料管理」とは読んで字のごとく現場で使用する材料をどう管理していくかという事です。
木造新築現場において、基礎から始まり竣工するまでには大量の材料が現場に搬入されてきます。
プレカットの材木、屋根材、外壁材、プラスターボード・・・etc
数えるとキリがありませんが、工事が進むにつれて次第に材料がなくなり、なくなればまた新しい材料がどんどん入ってきます。
その中でハウスメーカーなどは1回、2回、3回くらいで一気に材料が入る現場もあります。(私は前職でHMの仕事もしていましたので経験済)
それだと材料置場の確保(1部屋潰さなくてはいけないくらい)をしなくてはならない為、作業スペースがなくなり材料の終わった部屋へ材料の移動が必要になってきます。
なんと作業効率の悪いことか・・・
又、まだ先で使うものも入ってきたりするので紛失、破損の原因になったりもします。
運賃の削減もあると思いますが、それより大工さんの作業効率、材料のロス分などを考えると現場で使う分の数量をきちっと拾い出し、使う分だけを使う日にいれるほうが安価で済むはずです。材料の価格高騰が続く現在で1つの材料も無駄にはできません。
さらに材料の管理に関していえば、弊社には資材倉庫もありますので保管が可能です。
トラックもありますので、私が現場へ行くついでに積んで持っていけばいいだけの事です。
『臨機応変、小回りが利く』 そこが地場工務店である弊社の強みでもあります。
その材料の管理、1つ1つの行動が新築工事のお客様が支払う工事代金に繋がっていくのです。
次回は、工務店の知恵と経験で家は安くなる!~品質管理編~ です。