現場の管理は交通整理

こんにちは。(株)明神綜合建設の井上です。

私は現場一筋25年、鉄骨造、RC造、木造といろいろな建築物に携わってきました。
今までの経験から私が思うところを現場目線でこのブログに綴っていきたいと思います。

まず最初に一言で建設業といっても多くの職種があります。
営業マン、設計、コーディネーター、各工事の専門職(職人さん)、その中で工事現場を管理する仕事があります。それが一般的に「現場監督」と言われる職種です。

現場監督とは・・・
この業界は専門職、たとえば大工さん、左官屋さん、瓦屋さんなど、その道のプロが自分の持ち場を熟練した技術で創り上げていく分業制です。下請会社も別々、いつから施工する?いつ終わる?納まりは?仕上げの材料は?金額は?
誰か現場を仕切る人がいりますよね!? 

それが現場監督の仕事です。例えでいうと現場をスムーズに進めるための交通誘導員です。

この交通整理がうまくいかないと事故、渋滞が起こります。
つまり事故、渋滞がなくスムーズに事が運ぶようにするにはこの交通誘導員、すなわち現場監督の技量にかかっているのです。

現場監督が具体的に管理する内容とは・・・
現場監督の業務は会社によってまちまちですが、私の考えるところの業務は以下であります。

  • 工程管理
  • 原価管理
  • 材料管理
  • 品質管理
  • 安全管理

これらを管理して最終的に素晴らしい建物が完成すると考えます。
逆にいうと、この5つの項目をしっかりおさえておかないと遅延、トラブル、失敗の原因になります。そしてこの5つの管理にこそ

『工務店の知恵と経験で家は安くなる!』

に繋がっているのです。

次回 井上ブログ『工務店の知恵と経験で家は安くなる!〜工程管理編〜』です。

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