綺麗な杉板コンクリート門柱の造り方

代表の吉岡です。
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夏ですねー!やる気がみなぎる季節になってきました。そんな心も気温もあつい時期に弊社では『杉板コンクリート門柱』の依頼が殺到しています。私個人の感想として、技術的にかなり難しい商品だと思っています。実際何回も自社の倉庫で試作を造っては壊しを繰り返し試行錯誤してきました。

主な失敗例をあげると

①杉目が出ない

②白華現象が起こる

③水垂れ痕がひどい

④表面がポロポロ取れる

の4点だと思います。

対策法

①杉目が出ない
 これは好みの話になりますが、バラ板やヌキ板などの粗材を使うか浮造り加工のされてある杉板を使うかで杉目の出方は変わってきます。何回も言いますがあくまで肌の話になるのでお施主様の好みです。施工側からすればきちんと肌の違いを説明するかがポイントになってくると思います。もちろん浮造りは材料代が高いです

②白華現象が起こる
 白華現象は材料による中性化の問題を除いて言いますと、打設時の既設とそれに伴った養生の仕方・養生期間だと思います。主に冬季の打設が天敵なのですコンクリートの水分が蒸発するときに白華として現れるので夏はこの水分がコンクリート内部で蒸発してくれるのです。とは言っても専用の除去材で白華痕はほとんどとれるのであんまり問題視していません。

③水垂れ痕がひどい
 水垂れ痕がひどい!これはまさしく門柱の天端の勾配と撥水材の塗装方法です。
天端の勾配とは?ですが、化粧面(見せたい方の面)と反対側に天端の雨を全て流します。裏表どちらも化粧になる場合は天端にスリット(溝)を作ることもあります。そして重要なのが撥水材の塗装の仕方です。1回目はしみこまして下さい。相手はコンクリートですので結構吸い込みます。乾いてからもう1回状況によっては2回と塗装していきます。方法としては、ローラーではなくトップガンでした方が良いと思います。白ボケ対策です。

↑明神綜合建設公式Youtube 新築外構ツアーより

④表面がポロポロ取れる
 これは世の中の杉板コンクリート門柱の最大の悩みだと思います。答えはズバリ打設方法と養生方法です。
打設方法と養生方法の詳細は、DM等でお問い合わせされた方か来店された方にのみ伝授します!
この実験を何回も行い、原因と対応策を突き詰めました

気になる方はお気軽にお問い合わせください☺

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