和室は必要?

こんにちは。お久しぶりの井上です。

最近は新築住宅でも和室はめっきりと減ってしまいました。そしてリフォームでも和室を洋室に・・・というお客様も多くいらっしゃいます。

私個人的にいうと和室は大好きです。しかも昔ながらの床の間、書院、長押、付鴨居があるようなゴリゴリの和室が大好きです(笑)畳と木のにおいが入り混じったあのピリッとした空間がなんとも日本の伝統を感じさせてくれます。

一昔前はお葬式や法事も自宅で行っており、仏壇が置いてあったり多くの人が入れるように、襖を取ると一つの大きな部屋になったりと多くの使い方がありました。

ここ最近はあまり家でそういったイベントをしなくなったのも一つの原因かもわかりませんね。

さらに今新築で和室を造るにあたっては木材費、加工費、造作手間など金額もグッとあがります。
そして、納まりの検討、大工さんとの打ち合せ、木材の造作加工図など現場管理の立場としてもかなり仕事量が増えます。そういったコスト面も和室が減ってきたという要因かもしれません。私はそんな細かい作業が好きなんですが・・・

職人さんも少なくなってきており、和室造作できる腕のいい大工さんも減ってきているかもわかりません。

そんな状況の中でわざわざゴリゴリの和室にしなくてもそれぞれの生活スタイルに合わせて畳の空間があれば非常に便利で快適に過ごせたりもします。

例えば、ゴロンと寝転がって昼寝、座って洗濯物をたたむ、赤ちゃんを寝かす、小上りにすれば腰掛け、下は収納 etc

小上がりの畳スペース

フローリングとは違って畳はやわらかいのでくつろぎの空間、子供も安心して遊べるなどのメリットもあります。今はカラー畳もありますのでおしゃれな空間にも仕上がります。

新築をお考えの方はぜひ選択肢の一つとして考えてみてください。

もちろんゴリゴリの和室もオッケーです(笑)

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