第三種換気システム ルフロ400とは

井上です。本日は前回に引き続き換気の話を。

住宅の換気とは外部の新鮮な空気を取り入れる、計画的な換気が必要である、換気の種類は3種類あるというのは以前にお話しした通りです。

今回は弊社で採用している換気システム 日本住環境(株) “ルフロ400” について説明したいと思います。まず“ルフロ400”はダクト式の第3種換気システムです。

形も間取りも大きさも違う建物1棟1棟の中で空気のよどみができない様、給気位置、排気位置を検討し、換気設計をしていきます。この換気が計画通りに実行できるには家全体の気密を保たないと計画通りにはいきません。
それについては以前のブログで気密の大切さをお話ししていますのでまたご参照下さい。

ルフロはダクトで各居室の汚れた空気をファン本体へ1ヶ所に集め、排気します。弊社では洗面所の天井裏にファン本体を設置する事が多いです。

また、外気を取り入れる第3種換気では「冬は寒い」といったイメージを持たれがちですが、給気口の形を工夫すれば寒さを軽減する事ができます。ちなみに自然給気口も日本住環境(株)のスクエアフローという商品を採用しています。このスクエアフローは内部にフィルターが内蔵されており、花粉対策やPM2.5対策などそれぞれの用途にあわせて5種類のフィルターが選べます。

また初期設置費用についてですが、第一種換気の全熱交換型よりは安価で済み、ランニングコストも安く(約107円/月)メンテナンスについても非常に簡単です。(ルフロの場合は年1回 全熱交換型は月1回の目安)
つまりルフロ400は非常にコスパのよい換気システムといえます。

明神綜合建設は家族も空気も元気な家づくりを目指していきます。

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